東京都の小池百合子知事は21日の会見で、都心の舟運(しゅううん)を利用した「舟旅通勤」の社会実験を来月24日から8月2日まで実施すると発表した。
利用者に無料で乗船してもらう代わりにアンケートを行い、事業の採算性などを検証し、交通渋滞が予想される20年東京五輪・パラリンピック期間中、新たな交通手段として投入することにも含みを残した。「事業の採算性などを検証し、その結果を受けて、大会期間中や大会後の新たな航路とする可能性について、まずやってみることで考える材料をつくりたい」と述べた。区間は日本橋~晴海・朝潮運河船着場で、平日の午前7時半~9時まで15分間隔で運行。所要時間は乗降を含め、約30~40分だとという。乗船には予約が必要。
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